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ぞうりの温め方

その昔豊臣秀吉が木下藤吉郎と名乗っていたころ織田信長のぞうりを胸で温めた話は有名です。

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主君に仕える家来として、気の利いた行動や、主君のかゆいところに手が届くという意味で家来として、基本中の基本の行動であったと思います。

ところが今はどうでしょう。

木下藤吉郎的な部下は職場で存在するでしょうか?利己的、個人主義がまかり通り、そのような考え方自体ナンセンスだと思われがちです。

また主君(上司)からしても、ぞうりを温めてくれる部下に対して意気を感じて、取り立てるというより、その意味さえ分からず、そんな忠誠心のかたまりの部下をバッサリ手打ちしてしまうような人さえいます。

そういうところの噛み合いが組織の発展の一番肝心なところだと思います。

部下はぞうり取りから始まり、上司はそういう涙ぐましい努力をきちんと理解できるような組織であれば、間違いなく発展するでしょう。

今も昔も変わりません。

ぞうりを温めていて、ぞうりの温度でケチをつけられたら、その部下は二度とその上司のぞうりを温めることはないでしょう。

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cshining * マネジメント * 01:14 * comments(1) * -

良い上司ほど実はストレスを抱えている

本日体験コーチングで『管理職として人心掌握をするために何をすればいいか』というテーマでコーチングを申し込みされてきた方とお相手させていただきました。

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部下への励ましや、承認を積極的に行っており、全然問題無い方でした。ただ、問題が無いのに何で申し込んできたんだろうという素朴な疑問が浮かびました。

話せば話すほど、マネジメントは上手くやれているし、部下からのフィードバックもとてもいいものをもらえているということでした。

そこでこう思いました。この人はそういうことを話す相手がいなんだなって。

話したいけれど、話せない。。部下と良い関係を保ちながら、良いマネジメントをしていくということは、人間力を発揮していかないといけませんので、エネルギーが必要です。

ストレスが溜まっていたのかもしれません。

この方は部下の誉めるところがなくても探して誉めているのでしょう。。
部下が間違っていることをやっていてもその中から良いところを探し出している風でした。

自分をい殺しながら、涙ぐましい承認を行っているんです。

本当は人と深く関わりたくも無いかもしれません。見上げた上司です。

それでもマネジメントで自分に足りないものは何か無いのか探していたようでした。

そんな素晴らしい管理職のお話を聞けて私も幸せな気分になりました。

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cshining * マネジメント * 21:56 * comments(0) * -

人はそう簡単に変われない

ある管理職Aさんの話です。

4つのタイプ分けの研修を受け、コミュニケーションのスキルを学び、部下との接し方に問題があると感じたAさん。。

自分は支配者的要素が強く、部下は怖がって本当の事を話さない、意見を言ったら否定されるから部下が自分に話しかけてこないという事を客観的に学んだはずですが・・・

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実際職場に戻ってみると、相手を否定した今までのコミュニケーションしかできません。。変化を起こすことができないようなので、『研修で習った事をまず職場で実践していかないと変わりませんよ。』とお伝えしました。

また、一緒に飲みにいく相手が職場にいないと嘆かれます。

一緒に飲みにいく相手がいないということも相手(部下)のせいにしています。Aさんにとって孤独なのも部下のせいなのです。

研修ですぐに変わるのは無理だと思いますが、他責的にすぐ考えてしまう癖があるようです。

部下が一緒に飲みに誘ってくれるために自分に何ができるかが大切なのです。

それは支配者的要素に自分が支配されているからです。まずそこをAさんがコントロールできるようにならなければ変わることは難しいでしょう。

Aさんは張り詰めて、追い込まれ、緊張感のある空間を自分が作り出しているにも関わらず、それに気づかないでいるんです。

まずはその空間を壊すことから世界が変わると思います。

部下にその空間を壊すのを求めるのは酷というものです。

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cshining * マネジメント * 07:34 * comments(0) * -

おまえはワシの部下だ!

今日は上司と部下との関係のセットアップについてです。

なんとなく上司と部下の関係を続けている方も多いのではないでしょうか?

お互いを認め合い尊重しあえる関係が自然と出来ていればそれに越したことはありません。

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部下は上司を選ぶことは出来ませんし、違和感のある関係も多いといえましょう。

そして何より上司が部下に対して100%味方であるという態度でいつも接しているのが大事です。

そういう関係が築けていて初めて叱ることが効果を発揮します。

また、そういう関係を築いていく為に、とても良いセットアップの仕方があります。

『おまえはワシの部下だ!おまえについてはワシが全て責任を持つ!』

こういうところから上司と部下の関係が始まると、お互い違和感もなく、上下のラインもビシッと線引きができ、そして良い関係が始まります。

上司の立場としても気合が必要な言葉であり、部下にしても言われて『ハッ』とする言葉です。

それは何かというと『真剣におまえのことを見ているぞ。おまえには真剣に向かっていくぞ。』というメッセージなのです。

管理職の真髄はどれだけ部下のことを真剣に考えて、どんな風に部下を良くしてあげるかを日夜考えて実践することなのです。

上司たるもの、上司になるまでのプロセスで必ずそういうことを得意先等に対して行ってきたからこそ、上司になれたのであり、その立場になったなら今度は部下に対してもしていくべきなのです。

『黙って俺についてこい!』ていうのが似合う上司は格好いいですね。

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cshining * マネジメント * 07:18 * comments(0) * -

延命治療の功罪

末期癌の患者には最後にくるのが延命治療をするかどうかの選択です。本人や家族の意思でそうする場合もあるし、そうしない場合もあります。

しかしそれは本人が決めることが大事でそれを尊重するのが家族であり、尊厳を保つとはそういうことであると思います。

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ビジネスの現場では、そういう事に出くわしている方々が実は多いのです。

よくあるパターンとして一生懸命仕事しているのに成果があがらない、そういう場合配置転換やクビに追い込むというやり方です。(もちろんそこに本人の意思は反映されておりません)

これはかなり強引な手法です。そしてこのやり方は家族が本人の意思を確認せずに、延命治療をしない選択です。

しかし、おそかれ早かれ死んでしまうとしたら、延命措置が必要かどうかを本人に聞く必要があります。

これはとても勇気がいることですが、本人の尊厳を守るという意味で実はとても大切なことだと思います。

つまりビジネスの場合、出来ない人に対して(末期癌的でどう考えても見込みがない場合)『これからも一生懸命やると言っているが、それをサポートしていくことがあなたに対する延命治療になりますが、したほうがいいか、しないほうがいいかを選んでください。』

というようなやり取りになります。そこで本人が出す結論を尊重すべきであると思います。それが尊厳の遵守であると思います。

延命させることが必ずしも良いわけではなく、本人の意思を尊重した上で決断を下していくことが、組織の違和感をなくして良い方向へ持っていく選択肢でもあるといえましょう。

そして延命治療をしてくださいと言われた場合期限を決めてやればいいことであると思います。

中途半端な愛情を持って無期限の延命治療をしていくことはその人を植物人間にしてしまうということです。

残念ながらビジネスの世界ではきれい事だけですまされる世界ではないのです。成果を上げられないと生き残っていけません。

また管理職はこういう厳しい選択肢を迫られる局面も多いと思います。

できれば考えたくない思考であり方向だと思います。しかしそれを聞くことで意外なリクエストが本人から出てきて両者ハッピーとなることもあります。

コーチングで成果の上がる人は、とても優秀な人であると思います。
世の中そんな人ばかりではありません。こういう厳しい現実もあるということをコーチはしっかり認識していないとビジネスコーチは務まらないでしょう。

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cshining * マネジメント * 00:40 * comments(2) * -

本当の姿を映し出す鏡とは?

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大抵の場合、職場付き合いの中で一緒に仕事をしていると職場仲間のことが分かったような感じになってしまいます。

しかし丸々1日一緒にいて、就寝まで一緒にいることはまず無いと思います。(それを共有できるのは刑務所くらいしかないかもしれませんが・・)

つまりうわべの付き合いで本質を分かったような気持ちになっていることが多いというわけです。

例えば上司は部下と一緒に朝から現場で働き、一緒に昼食を共にして、夜は一緒に飲みにいくということを3日間共にすれば、かなり部下のことが見えてきます。

『ああこいつはこんなに思いやりが深いやつなんだ!』『こんなに仕事の事を考えているのか!』『こんなにいい父親なんだ』等。。

ところがそういう風にしっかり部下の中に入っていける上司は中々いなんです。

共に現場に出れば辛い仕事にも遭遇します。一緒に飲みにいけば支払いも増えます。

辛くで汚くてお金がかかることをどれだけ本気で出来るかが、相手の本当の姿を映し出す鏡を手に入れるということではないでしょうか?

その鏡を手に入れるとかぶっている鎧を剥がすことができるでしょう。

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cshining * マネジメント * 06:08 * comments(2) * -

銀座のママから学ぶマネジメントかも?

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あれっ?て思うこと(セクハラ的な投げかけ)を相手から言われたときに明るくポジティブに返すことができますでしょうか?

ある機械メーカーの女性社長と納品先の購買課長とが視察目的で一緒に車で同行中の会話。

資材課長:『社長、昨日は寝不足で運転がつらいです。社長がホッペにチューしてくれたら目が覚めて元気になるんですけれど・・・』

こんな時あなたが女社長の立場としてどういう返し方をするでしょうか?

1.『バカなこと言わないで下さい!そんなこというなら取引辞めます。』

2.『そんなことは自分の奥さんに言ってください。』

3.『そんなことしたら元気になるどころでは済まないわよ!』

この場面で女性社長は2番の答えを言ってしまいました。その後資材課長とは気まずくなり、すっかり資材課長からの電話に怯えてしまっております。

どれが正解とは一概には言えませんが、笑える状態になり、そんな関係にならないのは3番です。

嫌な質問でもポジティブに返す。そして笑いで吹き飛ばす。

これが出来ると大物ですね。

それができると銀座のクラブのママより凄いかもしれません。

頑張れ女性経営者!

※この記事がセクハラだと感じたら許してください(ペコリ)

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cshining * マネジメント * 00:18 * comments(4) * -

織田家康

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戦国武将を面白く表現した有名な言葉です。

・織田信長
鳴かぬなら殺してしまえホトトギス

・豊臣秀吉
鳴かぬなら鳴かせてみましょうホトトギス

・徳川家康
鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス

と有名な句があります。

織田信長はもし現在生存していたら、独裁的でスピーディで反対意見は全て切り捨てるトップダウン型マネジメントの経営者になるでしょうか。

徳川家康は分析力はあるが決断が遅く、時間をかけて解決していくタイプの経営者だと思います。

2者とも現代の経営者として組織運営をしていく上で、苦労される面があると思います。

この2タイプはテーマが明確なためコーチングの方向性がはっきりします。

織田信長タイプのクライアントさんに私はいいます。『徳川家康になりましょう。!』(じっくり冷静に分析しましょう)

何故ならスピード感が凄く、従業員が中々ついてこれないこともあるのです。

徳川家康タイプの経営者にも私はいいます。『織田信長になりましょう。!』(もっとスピーディに決断しましょう。)

戦国時代はじっくりで良かったかもしれませんが、現代社会はスピーディな決定が必要なため、遅れると勝機を逃してしまう恐れがあるからです。

家康タイプと信長タイプのバランスが取れたら次は秀吉の明るくでエネルギッシュなところを身に着けるという感じでしょうか?

このように戦国武将とマネジメントを重ねるといろいろ見えてきます。

あなたはどのタイプ?

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cshining * マネジメント * 00:02 * comments(6) * -

価値観の押し付け

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ある玩具メーカーでの話しです。

温厚な性格の営業マンA君。そして自分の答えが全てで、部下の意見に聞く耳をもたない上司B課長さん。

価値観の押し付けにより、悲劇が生まれてしまいました。

A君の得意先に販売しているある商品の売れ行きが最近芳しくありませんでした。その数字を洗い出し、B課長はその商品のデザインのリニュアルを得意先に対して行うよう指示し、A君も忠実に指示に従い仕事を進めたため、話がどんどん進行していきました。

商品のリニュアルの商談も担当者レベルで、進んでいき、リニュアルに向けた原材料の発注も終え、最終局面にきていました。

しかし得意先の社長がこのリニュアル案は気に入らないと、土壇場になり企画自体を中止することになりました。

かわいそうなのはA君。B課長から言われる通りに動いたのですが、土壇場でキャンセルをくらってしまい、会社に莫大な損失を出してしまいました。

A君の細部の詰めが甘かったことはあるにせよ、問題があったのはB課長の一方的な指示でした。

例えていうと、赤い車が大好きなのに、車屋さんから『あなたは青が似合うから青の車にしなさい』と決め付けられ、売り手の価値観を押し付けられているという感じです。

車を選ぶにあたりこんな風に聞かれてみるとどうでしょうか?

『休みの日はどんな風におすごしですか?』
『どんなところへ車でよく出かけますか?』

『お客様は普段どんな服装でそこへいかれるのですか?』
『誰と一緒に行かれるのですか?』


このような問いには、『私はキャンプが好きだから青の●●車がいいです。』→『なるほどそうですね。お客様にはこの車はぴったりです。』というのが自然なやりとりです。

売り手から売りたいものを決め付けるのは、提案ではなく押し付けになります。

買い手側に答えがあるのです。そして答えは一つではありません。

この文書価値観の押し付けになってたらゴメンチャイ。

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cshining * マネジメント * 19:08 * comments(7) * -

涙ぐましい努力の結果は?

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ある会社での話しです。

入社3年3ヶ月のA君は、国立大学卒業の超エリートのはずですが、仕事での単純ミスは後を絶ちません。

得意先への見積書には単位を一つ間違える。お客との商談での大事な話や約束を忘れてしまいお客様から叱られる。こんな具合のA君です。

そして何でも上司Bさんを頼りにし、Bさんに依存することです。中々自立できません。上司から1から10まで指示されないと自分で考えて行動することができません。

4月から新入社員も入ってきており、これからはもう先輩社員です。BさんはA君に聞きました。『後輩を連れて同行販売してもらえるか?』


Bさんの質問に対してA君は『まだ得意先を持って2年と3ヶ月しか経ってませんから私は未だ後輩と一緒に回れません。私は未だ仕事を充分覚えてないのでBさんこれからも一緒に回ってください。』と答えたそうです。それを聞いてBさんは愕然としました。

A君は研修および、現場での実地トレーニング、半年以上先輩社員と同行販売を重ねてから、得意先を引継ぎ現場を回っております。つまり充分な研修期間とトレーニングを積んでいるのです。

それでもBさんは月に2回はA君と得意先を同行販売し、彼の良いところをひたすら誉めます。また昼ごはんや夜の飲み屋では明るい笑顔でA君にご馳走して振る舞います。Bさんのこのように涙ぐましい努力には頭が下がります。

Bさんのように表に感情を出さないのは至難の業といえます。
しかし部下への承認はとても大切ですがこのようにBさんの承認中心のマネジメント部下にとっては甘やかしになっているようです。

Aさんタイプを育てることができるのかどうかは、賛否両論あるかと思いますが、承認や共感だけでは人は育たないといえるでしょう。

それはコーチングを学んだ上司が陥りやすい罠かもしれません。

誉めるだけで積極的に動いていけるならそれは会社にとってとてもありがたい部下なのです。


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cshining * マネジメント * 00:08 * comments(2) * -
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